いよいよ道づくりに入門

天川村森林塾（林業入門コース）もいよいよ最終ラウンド道づくり講習に突入。

道づくりの師匠は岡橋清隆氏。多くの研修生はこの日を楽しみにしていたことと思います。

コンパクトな自伐林業のノウハウについての簡単な説明の後、いよいよ路線選定の実習です。

今回のフィールドとなる村有林は傾斜も急で、各所に崩壊地や崖も在る路線選定にはなかなかハードな地形地質の森林です。

先ずは、路線選定の現地踏査実習。

取り掛かりの急登箇所のヘアピンも条件が悪く、なかなか困難な場所。そのような条件の中でもここしかない！という厳しい選択のペアピンの設定に始まり、風倒木災害跡地の見通しの悪いブッシュにおける路線選定など、様々な悪条件の中、岡橋氏の具体的で大変わかりやすい説明で良い実習ができました。

午後からは重機を使った道づくりの具体的な技術の学習です。取り掛かりがヘアピンづくりというかなり技術力が必要とされる箇所であり、研修としては、岡橋講師の重機の操りや道づくりの詳細な技術を観察することになりましたが、多くの新しい観察ができたと思います。

来週はいよいよ第五回最終回「道づくりの」技術をどれだけ持って帰れるようになれるか楽しみです。